浦添市のファッションホテル[カナホテル：kanahotel]

柔道男子「金ゼロ」回避なるか

ロンドンオリンピックの柔道男子は、１日に９０キロ級の西山将士選手が銅メダルを獲得し、これまでにメダル４つとなりましたが金メダルはまだなく、初めて金なしで大会を終えるのか、残りは２つの階級です。

ロンドンオリンピックの柔道男子は５つの階級を終え、日本は金メダルをのぞく、銀２つ、銅２つの合わせて４つのメダルを獲得しています。
１９６４年の東京大会で柔道がオリンピック競技に採用されて以来、日本は、競技が行われなかった１９６８年のメキシコ大会と、不参加だった１９８０年のモスクワ大会を除いて、１個から４個の金メダルを獲得してきました。
残るのは重量級の２つの階級で、このうち１００キロ級の穴井隆将選手は、おととしの世界選手権を制しています。
１００キロ級は日本を含めてカザフスタンやオランダの選手など強豪が多い混戦の階級で、順調な調整を続けてきた穴井選手に金メダル獲得のチャンスがあります。
一方、１００キロを超えるクラスの上川大樹選手は、今大会で金メダル最有力候補のフランスのテディ・リネール選手に勝ったことがあります。
上川選手はこのところの大会では精彩を欠いていますが、７月２５日に公開された現地での練習では、力強い動きを見せていました。
男子代表の篠原信一監督は１日、「残る階級に集中したい」と話し、金メダルなしという史上初めての事態を避けるために、２つの階級のサポートに全力を尽くす考えです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120802/k10014026032000.html