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西日本、２２日にかけ雷雨に　台風５号は低気圧に変わる

気象庁は２１日、台風５号から変わった低気圧や前線の影響で、西日本で雷雨になるとして、土砂災害などへの注意をよびかけた。雷雨は２２日にかけて続き、多いところでは１時間に５０～７０ミリに達する恐れがある。同庁は２２日午前６時までの２４時間に、九州から近畿までの各地で降水量が３００～３５０ミリに達するところが出ると予想している。
http://www.asahi.com/national/update/0621/TKY201206210130.html

台風５号接近、大雨に警戒を　奈良気象台

■４号で法隆寺の塀はがれ落ちる

　奈良地方気象台は２０日、南シナ海を日本列島に向けて接近している台風５号について、２１日朝に温帯低気圧に変わるとの見通しを示した上で、「梅雨前線の活動が活発化し、大雨になる予想で、台風４号の雨が降ったばかりの県南部は土砂災害への警戒が必要だ」と呼びかけた。

　同気象台によると、台風５号は２１日朝に温帯低気圧となり、２２日朝に近畿地方に最接近。２１日朝から２２日にかけて大雨になる見込みで、担当者は「台風４号の大雨で地盤が緩んだ状況で、２１日朝から県南部で大雨警報を発令する可能性がある」とした。

　一方、県は２０日、近畿地方を通過した台風４号について、県内では人的被害はなく、１９日に発令された十津川村の避難勧告は全て解除されたと発表した。

　台風４号の影響で、生駒市では強風による倒木で民家１棟の屋根が一部破損。奈良市の奈良公園では、サクラなど１２本が倒れたという。

　県教委は２０日、法隆寺（斑鳩町）の国の重要文化財指定の築地塀「東院大垣」の一部がはがれ落ちたと発表した。台風４号の影響とみられる。

　県教委によると、表面の厚さ５ミリ程度が縦約３４センチ、横約１４０センチの範囲ではがれ落ちたという。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120621/nar12062102090003-n1.htm