絶版状態の「おきなわ文庫」が電子書籍に!

kanahotel

2012年05月29日 09:48





これは、凄い!!!






ほぼ絶版状態の「おきなわ文庫」が1人の若い女性編集者の熱意で電子書籍に!

今から約10年前に活動停止し、ほとんどが絶版状態となっていた「おきなわ文庫」が、このたび、電子書籍として復刊することが決定、5月20日、沖縄・那覇市内のホテルで、復刊祝賀会が開かれた。この「おきなわ文庫」は全部で96タイトル。電子書籍版は、ことし3月から少しずつリリースされ、5月11日現在で全16タイトル、6月15日(金)にさらに11タイトル追加され、今後も準備ができたものから順次リリースしていく予定。SONYが展開している「Reader(TM) Store」で購入が可能だ。

「おきなわ文庫」は、「多くの読書子のお力添えによって、小社の誇りある企てが完遂されんことを願う」という「発刊の辞」とともに、1982年5月15日、今から30年前の沖縄本土復帰記念の日に創刊した。

「八重山・島社会の風景」「近世沖縄の肖像」など沖縄の歴史を書きとめたものから、「沖縄戦を考える」「沖縄と中国芸能」「空手の歴史」「南の島の新聞人」「首里城入門」「ケービンの跡を歩く」など、文化・芸能・医療、さまざまな分野から見た沖縄が記されている、まさに文献的価値のあるシリーズだ。「おきなわ文庫」の第一期は、株式会社南西印刷(西平守栄社長)の出版部門から81冊刊行された。その後、同社が閉業、この事業を継続したいと願った富川益郎氏が単独で第二期を始め、多くの関係者のカンパや協力を得ながら「ひるぎ社」を立ち上げ、2001年までに計15冊を出版。だが、2001年を最後に諸事情で刊行がストップ、現在まで約10年の時が経過する中で、その貴重な文庫はほとんどが絶版状態となっていた。

続きはhttp://news.walkerplus.com/2012/0521/22/





株式会社おきなわ文庫のホームページ
http://okinawa-bunko.com/
テーマや話題の豊富さ、執筆陣の多彩さ、知や語りの面でも魅力的なおきなわ文庫シリーズ。

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